恐るべし民泊利用率。

恐るべし民泊利用率。

先日、大阪観光局は2016年度に関西国際空港で実施した訪日客アンケートの調査結果を発表しました。

そのデータの中で、私も特に驚いたのがこちら。

訪日客の宿泊 19%が民泊使う

大阪府、16年度 大阪観光局は28日、2016年度に関西国際空港で実施した訪日客アンケート調査結果を発表した。大阪府内で宿泊した施設のうち19%が旅行者を住宅の空室などに泊める民泊だった。人数は中国、韓国、台湾などアジアの客が多く、欧米客は比較的少なかった。

5人に1人が民泊ですか・・・。

私自身は海外出張ではホテルを利用しているのであまり実感がないのですが、正直ここまでの利用率とは驚きです。

つい数ヶ月前には「訪日客数は増えているのに、ホテルの稼働率が減っている」とニュースになりましたが、この利用率を考えれば納得ですね。

そりゃ〜民泊法案にも反対するわ(笑)。

以前の記事にも書きましたが、Airbnbをはじめとする民泊やUberをはじめとするライドシェアのような「シェアリングエコノミー」は、私たちの時代において産業構造を一変させるほどの影響力をもっています。

進化するAirbnb ちなみに、このAirbnbは民泊物件の仲介から、ついには「Trip(トリップ)」という新サービスをスタートさせました。

これは「体験サービス」の仲介です。

巷では「モノ消費からコト消費」なんて言われていますが、まさにAirbnbは「コト消費」の仲介をやっているんですよ!

「Airbnb=民泊サイト」なんて考えは早急に捨てたほうがいいと思います。

AmazonがECのプラットフォームになったように、Airbnbは旅行のプラットフォームになりますよ、これ。

今後はより多くの外国人がAirbnbを使って日本旅行の様々なサービスを予約するようになります。

はい、断言できます。

Amazonはもともとはインターネット専門の本屋さんでした。

それが今ではECプラットフォームとして、家電量販店の売上を奪っています。

今から10年前は、きっと家電量販店の経営者はまさかこんな時代が来るだなんて、想像もしていなかったでしょう。

このように、今はAirbnb(民泊予約)とは全く異なる事業を行っていたとしても、インバウンドに関わる事業であれば、気づいたらAirbnbに売上を奪われていた、という事態が必ず発生します。

あなたの事業は、全くの無関係だと言い切れますか?

増山 順一