ChatGPTで「AIに学習させない設定」に続き、今回はChatGPTがもっと便利になる初期設定をシェアします。
まずは今回もChatGPTの右上に表示されているアイコンをクリックして、「ChatGPTをカスタマイズする」にいきましょう。
すると以下の項目でChatGPTをカスタマイズすることができます。
便利なカスタマイズ設定
この中でも、特にビジネスで利用する際にアウトプットの精度を上げることができるポイントがこちらです。
ここにはあなたの職種や業務内容を具体的に記載してください。
この項目には事前に「制約条件」を入力することができます。
例えば私はこのような内容を事前に入力しています。
・コードや専門用語以外のコミュニケーションは原則日本語で返信してください。
・あなたの学習元が不明瞭である場合はハルシネーションせず、正直に「分かりません」と回答してください。
「ChatGPT にどのような特徴を求めていますか?」の設定では応用編として、チャット全般に共通するプロンプトを入力することができます。
例えばこのような形はどうでしょう。
あなたは中小企業の課題を解決する為に生まれた生成AIです。
ユーザーの質問や課題に対し、以下の制約条件を元に、論理的かつ的確に対応してください。
#制約条件
-コードや専門用語以外のコミュニケーションは原則日本語で返信してください。
-あなたの学習元が不明瞭である場合はハルシネーションせず、正直に「分かりません」と回答してください。
それ以外にChatGPTに事前にセットしておきたい情報があれば「その他、ChatGPT があなたについて知っておくべきことがあれば教えてください。」の項目に追記しましょう。
「高度なオプション」に記載のあるウェブ検索等の各機能には全てチェックを入れておいてください。
ここで設定した内容は、以後の全てのチャットに反映されますので、例えば私のように「コードや専門用語以外のコミュニケーションは原則日本語で返信してください。」と入力していれば、イラっとする全文英語での返答もなくなります笑。
ぜひあなた独自の設定をして、ChatGPTをより使えるAIにしてください。

プレシャスデイズ株式会社
代表取締役
学生時代よりTELアポ・飛び込みの営業を経験し、2010年にプレシャスデイズ株式会社を設立。BIGデータを活用した営業支援事業から現在は中小企業に特化した生成AI導入支援事業を展開。